2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

仮に今、集中して 過去の自分が居たある地点に焦点を合わせます。 音や臭いや感情やそのときの自分が見過ごしていた何らかに 今のこの地点から初めてたどり着けたとき それは「初めて思い出されたもの」と言える条件の一つになります。

普段の生活では 一度憶えたものは必要なときに取り出せれば コト足ります。 この記憶を掘り起こしたのは 今回で何度目かハッキリ意識する、という 習慣がありません。

その難しさは 夢から覚めた瞬間には 何度も見たことのある建物が今日も出てきた、と 思ったのだけど、よく考えてみるとあんな建物の夢は 今まで一度も見たことがなかったような、 どちらとも言い難いような、そんな感じと 似ています。

例えば 今までも道を歩いていて 軽い程度につまづいたことは 何度もあります。 今までやったことはありませんが 「軽い程度につまづいた経験」を あらためて思い出そうとすると いくつか浮かんできます。 そういえば、あそこの階段で、、、とか。 あの駅の傾…

さらに8枚の写真(計9枚)を 写真家、福居伸宏さんのブログに掲載して頂いております。 Übungsplatz〔練習場〕 http://d.hatena.ne.jp/n-291/ - 今週から福居さんのHP(毎週日曜日更新)に 福居さんの前回の個展"Juxtaposition"の様子が アップされていますので…

6日、個展が終わりました。 遅れましたが、来て頂いた方々本当にありがとうございました。 写真家の福居伸宏さんのブログに 展示会場の写真を一枚掲載して頂きました。 Übungsplatz〔練習場〕 http://d.hatena.ne.jp/n-291/ 「一枚の写真」です。 絵とかギャ…

何かを思い出したり 音に気を取られたり 時間だけを気にしてたり 見え方に影響を与えるいろいろな要素。 .................................... 【展示情報コーナー】 ●TomioKoyama Gallery Artists Exhibition 6月24日(火)〜7月18日(金) 11:00〜19:00 TKG D…

あと5回くらい繰り返したあたりから 面白くなってくるのかもしれませんが 今は頭を振って角度を変えます。

繰り返します。

繰り返します。

同じ運動を繰り返します。

ズーム。

3DCG→立体を質感で覆うという作り方。 次は完成図の予定です。 【展示情報】 企画展「Invisible moments」--UP FIELD GALLERY-- 2008/06/06(金)〜29(日) 4人の写真家 坂本政十賜・福居伸宏・湊雅博・山方伸による企画展です。 企画展「Invisible moments」…

ある一点に焦点を合わせたまま それ以外の ぼやけたところを観察します。 そのぼやけた形を描き取ろうとして そちらに焦点を合わせてしまうと さっきまでのぼやけた形は消えてしまいます。 焦点を合わせる位置と、意識を集中させる位置を ずらす技術が必要で…

普段、私達は何気なくまばたきをしています。 一瞬の光のON/OFFです。 普段、まばたきが意識されることがないように その瞬間見えている形も 意識されることはありません。 それは生活に必要ないというか、支障をきたします。 やり出すと、暗い場所で目を閉…

形探しは 何も目を開けているときに限ったことではありません。 目を閉じて、顔の前で光のON/OFFを繰り返しても いろいろな形が浮かんできます。

テレビの砂嵐は天井の木目よりも 粒子が細かく、動きもあるので 形を探す上では自由度は高いのですが とっかかりが薄い分、時間がかかります。そのときの自分が何に興味を持っているのかが 分かります。

絵は 柔らかいとか 温かいとかは得意ですが 柔らかそうで硬いとか 温かそうで冷たいというのは 苦手です。

"言葉に出来ないこと"を言葉にしようとするのは 考えをシンプルにするためではなくて そこからあぶれるものを意識し続けるための 運動です。

ある質感を表現しようとしても 支持体によって得意、不得意があります。 キャンバスに向いているものもあれば PCモニターに向いているものもあります。 そういう括りをものともせず 自由に行ったり来たりしている人もいます。 http://web.mac.com/foggy_ense…

先に石そのものの質があって そこからどういう質で描くかが決まるわけでは ありません。

物を見たときに 素材としてしか感じることができないとき その物は 「自分にとってつまらない物なんだ」という 確信を持つことが出来ます。

ものとものの間の 空気は透明なものとして 今は描いています。

ものが重なっているとき 奥のものは手前のものにかくれてしまいます。 人の目には (手前のものがガラスのように透明でなければ) 重なっていないところしか見えません。

今まで背景として ただ流していた景色に焦点を合わせます。 今まで優先してきた効率が下がります。 「効率」という言葉を疑うようになります。 「非効率」に引っ張られないよう気をつけつつ 疑い続けます。 ...............................................…

外観から中を想像します。 建物の前の道路を走る車の音が 中ではどう聞こえるのか気になりました。

今まで どーでもいいと思っていた 改めて思い出したことのない自分の記憶に 興味を持ち出すと そこにはいろいろな「思い出させない力」が 働いていたことに気付きます。 - 「今日の展示」 喜納 洋平 展 トキ・アートスペース 3月16日(日)午後5:00までです。…

モニターの前に原稿を並べて撮影。

セット。