2007-01-01から1年間の記事一覧

絵は 柔らかいとか 温かいとかは得意ですが 柔らかそうで硬いとか 温かそうで冷たいというのは 苦手です。

"言葉に出来ないこと"を言葉にしようとするのは 考えをシンプルにするためではなくて そこからあぶれるものを意識し続けるための 運動です。

ある質感を表現しようとしても 支持体によって得意、不得意があります。 キャンバスに向いているものもあれば PCモニターに向いているものもあります。 そういう括りをものともせず 自由に行ったり来たりしている人もいます。 http://web.mac.com/foggy_ense…

先に石そのものの質があって そこからどういう質で描くかが決まるわけでは ありません。

物を見たときに 素材としてしか感じることができないとき その物は 「自分にとってつまらない物なんだ」という 確信を持つことが出来ます。

ものとものの間の 空気は透明なものとして 今は描いています。

ものが重なっているとき 奥のものは手前のものにかくれてしまいます。 人の目には (手前のものがガラスのように透明でなければ) 重なっていないところしか見えません。

今まで背景として ただ流していた景色に焦点を合わせます。 今まで優先してきた効率が下がります。 「効率」という言葉を疑うようになります。 「非効率」に引っ張られないよう気をつけつつ 疑い続けます。 ...............................................…

外観から中を想像します。 建物の前の道路を走る車の音が 中ではどう聞こえるのか気になりました。

今まで どーでもいいと思っていた 改めて思い出したことのない自分の記憶に 興味を持ち出すと そこにはいろいろな「思い出させない力」が 働いていたことに気付きます。 - 「今日の展示」 喜納 洋平 展 トキ・アートスペース 3月16日(日)午後5:00までです。…

モニターの前に原稿を並べて撮影。

セット。

来月、写真家・福居伸宏さんの展示があります。 (今日は2008/02/25です) ●福居伸宏 「Juxtaposition」 2008/03/08(土)-03/29(土) 小山登美夫ギャラリー http://www.tomiokoyamagallery.com/ ●EVERY SUNDAY http://www.nobuhiro-fukui.com/ ●Übungsplatz〔練…

自分の「興味のあるもの」は いつどんな理由で決まったのかを探っていくと 普段、「興味がないから」通り過ぎていたものにも 手をつけないといけなくなります。

そこにあるべきものと違うものがあっても 例えば表情を当てはめようとします。 悪いクセを 無理に直そうとするのも毒です。 原因を少しずつ探っていくのが 楽しいと思います。 自分だけの話じゃないとなったらなおさらです。

浸食された形は それまでの風や水の流れを想像させてくれて 楽しいです。 表面的にはただのデコボコです。

白い土。 黒い水。

空気が澄んでいて 遠くの山が近くに見えるときの 圧迫感というか、緊張感というか 嫌いです。 そう言ってもなくなるわけではないので 仕方ないです。

距離のとり方で景色は変わります。 3Dソフトの中では当然のことですが 現実にもあてはまります。

上から下へ流れるので 下の量だけ増え続けているように見えます。

[パネル/テープ/絵の具] 素材を見る練習。

硬さを想像させない。

空間。

あいだとあいだのあいだに物があります。

・今日の素材 物と物のあいだ。

・今日の素材 曲線と直線の平面構成で 空間を作ります。

・今日の素材 壁をぶち抜くと向こうの景色が見えます。

・今日の素材 絵の中には実際に入って歩き回ったりとかできないので 絵の中の空間は見る人の想像力に委ねられています。

・今日の素材 見慣れた景色を新鮮なものに変えるためには ぼーっとしてる時間と冴えてる時間の両方が 必要なはずです。

・今日の素材 焦点が合うまで時間がかかります。