・今日の素材

風景画において雲の形は大切だと

故小松崎邦雄画伯が

油絵の入門書「風景を描く」の中で

おっしゃってました。

 

空だけ何度も描きなおしている写真が

強く印象に残っています。
 

 ・今日の一枚

Bonnard(ボナール)の

「Le Jardin.c.1936.」です。

「何を描いているのか分からない」的質感と

「そこを執拗に描く理由が分からない」的質感の強弱を

思い通り調整できなければ

この緊張感は出てこないと思います。

尊敬する画家の一人です。